京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス) iCeMS

Kalay, Ziyaグループ
統計物理学

メンバー

Kalay, Ziya iCeMS京都フェロー(研究員) Kalay, Ziya

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研究概要

私たちのグループでは、メゾスケール(5−100nm)のシステム挙動のさまざまな問題に取り組んでいます。現在は、主に、細胞膜での膜タンパク質と脂質の1分子追跡データからの拡散挙動の抽出と、それに基づいた細胞膜の階層的組織化機構の解明に取り組んでいます。まずは、「膜分子が膜骨格の網目に閉じ込められながら拡散することで、それらの衝突頻度、すなわち、反応速度が加速される可能性の検討」、「ノイズが多い1分子イメジングデータのより良い解析法の開発」が課題です。また、生物世界に見られる結合振動子という、物理学と生物学の両面で面白い問題についても、研究を進めています。

図1 膜骨格にアンカーされた膜タンパク質による脂質拡散の抑制機構(アンカード膜タンパク質ピケットモデル。iCeMS楠見研究室が提案したもの。Annu. Rev. Biophys. Biomol. Struct. 34 (2005), 351 参照)
拡大する 図1 膜骨格にアンカーされた膜タンパク質による脂質拡散の抑制機構(アンカード膜タンパク質ピケットモデル。iCeMS楠見研究室が提案したもの。Annu. Rev. Biophys. Biomol. Struct. 34 (2005), 351 参照)
図2 1分子追跡法で得られた、細胞膜中(NRK細胞)での脂質分子の平均二乗変位—時間プロット。私たちのモデルによる計算がよく合うことが分かる。Phys. Rev. E 77 (2008), 051907参照
拡大する 図2 1分子追跡法で得られた、細胞膜中(NRK細胞)での脂質分子の平均二乗変位—時間プロット。私たちのモデルによる計算がよく合うことが分かる。Phys. Rev. E 77 (2008), 051907参照

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連絡先

Eメール kalay-g@icems.kyoto-u.ac.jp
電話 075-753-9783

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