シンガポール科学技術庁の使節団、iCeMSを訪問

2008年10月7日

シンガポール科学技術庁（A*STAR ＝ Agency for Science, Technology and Research）より、長官／世界トップレベル研究拠点（WPI）プログラム委員のLIM Chuan Poh氏、副長官／国立シンガポール大学学長代理のTAN Chorh Chuan教授、科学・工学研究評議会事務局長のCHONG Tow Chong教授、同評議会国際部門長のYEO You Huan博士、シンガポールゲノム研究所主任研究者のNg Huck Hui博士、医学生物学研究所研究担当官のSarah LUO氏ら6名からなる使節団が、京都大学 物質－細胞統合システム拠点（iCeMS ＝ アイセムス）を訪問しました。

目的は、iCeMS拠点長の 中辻 憲夫 教授やiPS細胞研究センター^*1（CiRA ＝ サイラ）長の 山中 伸弥 教授らによるiCeMSでの幹細胞研究を知る事と、将来的な協力関係の構築について話し合う事で、京都大学からは 藤井 信孝 理事・副学長（研究・国際（研究）担当）、吉川 潔 理事・副学長（外部戦略担当）、中辻 憲夫 教授、山中 伸弥 教授、林 秀也 CiRA研究戦略本部長、山崎 猛司 iCeMS副事務部門長、西 清司 CiRA支援室長ら7名が出席しました。

中辻 憲夫 教授によるiCeMSとES細胞研究の説明、山中 伸弥 教授によるCiRAとiPS細胞研究の説明のあと、活発な意見交換がなされ、両教授のA*STAR訪問と講演、そこから期待できる若手研究者の交流の可能性などが話し合われました。

^*1　iPS細胞研究センター（CiRA ＝ サイラ）
iPS細胞研究を推進する日本の中核研究組織として、2008年1月22日にiCeMSの付属施設として設置された。

LIM Chuan Poh A*STAR長官（中央左）、中辻 憲夫iCeMS拠点長（中央右）

CiRAとiPS細胞研究について説明をする 山中 伸弥 CiRAセンター長（奥・左から2番目）

（奥・左から）
山崎 猛司 iCeMS副事務部門長、吉川 潔 理事・副学長（外部戦略担当）、林 秀也 CiRA研究戦略本部長、西 清司 CiRA支援室長、Sarah LUO医学生物学研究所研究担当官
（手前・左から）
CHONG Tow Chong科学・工学研究評議会 事務局長、中辻 憲夫iCeMS拠点長、LIM Chuan Poh A*STAR長官、TAN Chorh Chuan A*STAR副長官、Ng Huck Huiシンガポールゲノム研究所主任研究者、YEO You Huan科学・工学研究評議会国際部門長 

（左から）TAN Chorh Chuan A*STAR副長官、中辻 憲夫iCeMS拠点長、藤井 信孝 理事・副学長（研究・国際（研究）担当）、LIM Chuan Poh A*STAR長官