京都大学iCeMS、「科学・技術フェスタ in 京都」に出展

2010年6月9日

 京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)は6月5日、国立京都国際会館で開催された「科学・技術フェスタ in 京都 -平成22年度 産学官連携推進会議-」に、世界トップレベル研究拠点(WPI)プログラム枠で出展しました。高校生を主な対象としたiCeMSブース『しっかり遊べ。』には、延べ700名が訪れました。フェスタ全体の来場者数は5,121名でした(内閣府調べ)。

 一方的に説明をするのではなく、来場者から「?(ハテナ)を引き出す」ため、説明者として参加した研究者たちは(1)質問されるまでは何も教えないこと、(2)わたがし機、パズル、磁石ブロック、粘土、ES/iPS細胞、X線写真といった教育ツールを通してコミュニケーションを取ること、(3)自分自身が楽しむことを念頭に置き、来場者と対話しました。

 フェスタ終了後、研究者からは「導入の説明だけはしておいた方がハテナを引き出しやすかったのではないか」といった声も挙がり、次の機会に向けた検討事項も見えてきました。終始笑顔が絶えず、時に順番待ちの列ができるほどの熱気に包まれたiCeMSブースでした。

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『しっかり遊べ。』出展告知ページ(2010年5月26日)
「科学・技術フェスタ in 京都 -平成22年度 産学官連携推進会議-」公式ウェブサイト