中辻憲夫教授と仙石慎太郎准教授、産学公連携セミナーで講演

2011年3月1日

 NPO法人京都SMIは2月28日、品川インターシティ京都大学東京オフィスで産学公連携セミナーを開催しました。同セミナーでは中辻憲夫京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)拠点長や仙石慎太郎京都SMI理事・iCeMS准教授らが登壇し、産業界・大学・政府機関・メディアなどから約90名が参加しました。

 他に中原恒雄京都SMI理事長(日本工学アカデミー名誉会長、元・住友電気工業株式会社 代表取締役副会長)、横山周史株式会社リプロセル代表取締役社長、中西久雄住友ベークライト株式会社S-バイオ事業部 マーケティング・営業部長、マイク・カパルディ(Mike Capaldi)エジンバラ バイオクォーター ディレクター、渡邉淳内閣官房 医療イノベーション推進室 企画官が講演者として招かれ、産業応用が期待されるヒト幹細胞とその周辺技術について、日本発・グローバル展開の機会と方策を考察しました。

 黒木登志夫日本学術振興会(JSPS)学術システム研究センター副所長、文部科学省世界トップレベル研究拠点(WPI)プログラムディレクターからは、WPIプログラムの目指す国際性・学際性と、産学公連携の重要性についての説明がありました。

 パネルディスカッションでは、iPS細胞の品質確認の方法、幹細胞研究におけるスコットランドの論文数や臨床試験の状況、幹細胞ビジネスにおける周辺技術の標準化戦略などについての質問が会場から挙がり、活発な意見交換が行われました。

 
開会挨拶と講演をする仙石准教授
 
  会場に掲示されたポスター
 
 
講演をする中原理事長
 
  講演をする中辻拠点長
 
 
WPIプログラムを紹介する黒木副所長
 
  講演をする横山社長
 
 
講演をする中西部長
 
  講演をするカパルディディレクター
 
 
講演をする渡邉企画官
 
  閉会挨拶をする塚本克博京都SMI副理事長、
三菱電機株式会社顧問
 
パネルディスカッションの様子



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