ネイチャー、アジア太平洋の論文ランキングを発表:日本は国別1位、京大は機関別3位に

2011年3月28日

 英科学誌 Nature 世界版2011年3月24日号の別刷り冊子「Nature Publishing Index 2010」において、Nature 及び姉妹誌に掲載されたアジア太平洋地域の年間論文数を国・機関・ジャーナル別に評価した指標が掲載されました。国別では日本は1位(前年度1位)、機関別ではトップ200の中でも京都大学は3位(前年度2位)となっています。

 ジャーナル別では、京都大学は Nature、Nature Chemical Biology、Nature Chemistry、Nature Geoscience、Nature Materials、Nature Medicine、Nature Neuroscience、Nature Photonics、Nature Physics のトップ5に入っています。

 中でも、生物科学・化学・物理学を扱い学際性を重視する Nature Communications では、7報の論文を発表した京都大学が1位となっています。うち2報(*1, *2)は、物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)北川進グループから発表されています。

 また同冊子には、京都大学及び世界トップレベル研究拠点(WPI)プログラムの紹介が計6ページにわたって掲載されました。

関連リンク