北川進教授、文部科学大臣表彰の科学技術賞(研究部門)を受賞

2011年4月15日


北川進 教授

 文部科学省は11日、2011年度の科学技術分野における文部科学大臣表彰の受賞者を発表しました。科学技術賞の中でも「我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究又は開発を行った者を対象とする」研究部門では、北川進京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)副拠点長が「金属錯体系多孔性物質の創製と機能開発に関する研究」の業績により選出された他、計47件が表彰されました。

 同表彰は「科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与すること」を目的としています。今回、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所の川口淳一郎教授、國中均教授、稲谷芳文教授らによる「小惑星探査機はやぶさの地球・小惑星間往復航行と地球帰還技術の確立」が世界的にも注目される顕著な成果であったとして、科学技術特別賞に選ばれました。


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