中辻憲夫教授、世界幹細胞サミット全体会議の講演者に選出

2011年9月2日

 京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)中辻憲夫拠点長が、10月3日から5日まで米国カリフォルニア州で開催される「2011 World Stem Cell Summit(世界幹細胞サミット)」において、プレナリー(全体会議)の講演者となる事が決まりました。プレナリーを含む全てのプログラムにおいて、日本人としては唯一の招待講演者となります。

 米非営利組織ジェネティクス・ポリシー・インスティテュート(GPI)の提唱により、本サミットの前身となる「Stem Cell Policy & Advocacy Summit」が、難病治療に向けた幹細胞研究とその医学応用を推進するため2005年に開催されました。以降、年次集会として定着し、2008年に現在の「World Stem Cell Summit」に改名されました。

 7回目となる今年は、GPIが米カリフォルニア再生医療機構(CIRM)、米カリフォルニア工科大学、在ロサンゼルス・カナダ総領事館など7機関と共催します。iCeMSは、日本で唯一の協賛機関として参画します。他に米ハーバード大学幹細胞研究所(HSCI)など計120機関が協賛となり、本サミットを支持しています。例年、研究機関、患者団体、産業界、政府機関、財界など、幹細胞研究を取り巻く幅広い層からの参加があり、2009年には27か国から約1,200人が集まりました。

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World Stem Cell Summit ウェブサイトのトップページに掲載されている招待講演者ら
World Stem Cell Summit ウェブサイト