中辻憲夫教授、英国王立化学会フェローに選出

2013年6月19日


中辻憲夫 教授
 

RSCフェロー証明書
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 英国王立化学会(RSC)は5月、中辻憲夫京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)教授・設立拠点長をフェローに選出しました。英国王立化学会(RSC)は国際的な活動を通じて化学の発展に寄与することを目的とし、化学者のための専門学術協会で、米国、日本、インド、中国、英国を含む4万7500名以上の会員をサポートしています。国際的に認知された出版業をはじめとし、教育・研修、学会、社会における科学の政策、国民への化学分野の広報活動などを行っています。

「今回、英国王立化学会(RSC)のフェローに選ばれたことは、非常に名誉なことだと考えています。RSCは非常に歴史のある学術団体ですし、そのフェローというのは世界中、もちろん英国および世界中の研究者が加わる、名誉ある称号なので非常にうれしいです。特にiCeMSにとっては、RSCとiCeMSが共同で立ち上げて、今順調にレベルの高い国際誌としての地位を確保しつつある「Extenal Linkバイオマテリアルズサイエンス」の共同編集長として私も尽力をしたこともあって、今回フェローに選ばれたのだと思います。今後、さらにiCeMSが目指す学際研究、物質科学と細胞科学を融合した学問「バイオマテリアルズサイエンス」という分野をさらに国際的に発展していく為に努力して行きたいと思っています。」



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