古川修平准教授、iCeMS拠点長特別賞を受賞

2013年12月5日

 拠点において教育・研究活動に積極的に取り組み、極めて顕著な成果をあげた者に与えられる「京都大学物質-細胞統合システム拠点長特別賞」の第1回受賞者に先月29日、京都大学iCeMSの古川修平准教授が選ばれました。

 授賞対象の研究は「メゾスコピック領域での多孔性錯体材料の新規機能開発」です。メゾスコピック錯体化学の分野でサイエンスネイチャーマテリアルズを含む多くのジャーナルに責任著者として論文を発表し、若手研究者として極めて顕著な業績を上げてきたとして評価されました。また、古川准教授は独自の研究を展開しつつ、iCeMS内の融合研究に取り組んできたことも評価につながりました。中辻憲夫設立拠点長を委員長とする教員表彰選考委員会の協議を経て決定し、拠点長が表彰状と副賞を授与しました。