京都大学iCeMS、東北大学AIMRが主催するWPI合同シンポジウムに出展

 

2013年12月20日

  高校生を主な対象としたシンポジウム「Science Talk Live 2013:第3回 世界トップレベル研究拠点(WPI)合同シンポジウム in 仙台」が14日、東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)主催のもと、仙台国際センターで開かれました。県内外の高校性ら約600人が参加し、共催の世界トップレベル研究拠点プログラム全9拠点で行われている最先端研究について学びました。

 講演では、講演者自身が研究者を目指したきっかけや、現在行っている研究のおもしろさや苦労話など、高校生にもわかりやすい内容で紹介されました。講演のあと、仙台市内の高校生9名とメリーランド州の高校生3名が英語でプレゼンテーションを行いました。

 ブースセッションでは、各WPI拠点の紹介ブースが立ち並びました。iCeMSのブースでは、棒状と球状のマグネットを分子に見立てた多孔性錯体(PCP)作りが行われ、様々な物質を閉じ込める構造について体感しました。「研究は世の中にどう応用されるんですか?」といった、研究成果の将来的展望に関する質問や、「研究所では英語をしゃべりますか」など、研究者の日々の生活への疑問が飛び交いました。

 シンポジウム終了後、中高生から以下の感想が寄せられました。
「TEDのような非常に分かりやすい魅力的なプレゼンで驚きました」
「自分が詳しくない分野の話でもよく理解する事ができた」
「これから、研究する上で英語は必要不可欠と思った」
「特に興味を持ったのは各大学のブースで、遠方にある大学がどんな研究をしているか知るきっかけになった。体験ブースもあり、より楽しめる内容だった。」

 当日の様子はExtenal Linkリンクからご覧下さい。


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写真

 

iCeMS紹介ブースで多孔性錯体を作る高校生
 

iCeMS紹介ブースの様子
 

多孔性錯体を作る様子
 

iCeMS国際企画掛の高宮泉水とエレノア・ルーズベルト高校(米国メリーランド州)の生徒
 

 
講演会場   櫻田義孝 文部科学副大臣
 
英語で研究を発表する高校生   英語で研究を発表する高校生