廣理英基准教授、第6回ドイツ・イノベーション・アワード「ゴットフリード・ワグネル賞 2014」を受賞

2014年6月18日

 廣理 英基物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)准教授が、Extenal Linkドイツ・イノベーション・アワード「ゴットフリード・ワグネル賞 2014」で、「超高強度テラヘルツ光源の開発と非線形分光に関する研究」で(秀賞)を受賞しました。

 同賞は、日本に縁の深いドイツ人科学者、ゴットフリード・ワグネルにちなんで名付けられた賞で、日独間の産学連携の促進を目的として技術革新を重視するドイツ企業により創設されました。同賞は、日本の優れた若手研究者による豊かな未来を創造する革新的な研究成果に与えられます。

 廣理准教授は「光物性・テラヘルツ科学」の研究を専門としています。

【廣理准教授のコメント】

「近年のレーザー技術の進歩により未開拓領域であったテラヘルツ周波数帯の研究が急速に進展しています。 本研究では世界最高強度のテラヘルツ光源を開発することにより太陽電池などで重要なキャリア増幅過程について 新たな知見を得ることに成功しました。今後、化学分子や生体材料の機能制御にもつながると考えています。 」


研究を発表する廣理 英基 准教授
 

来賓の山本一太内閣府特命担当大臣(前列、左から2番目)を含む受賞者集合写真
 

授賞式集合写真
 

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