王丹助教、公益財団法人ヒロセ国際奨学財団による第1回研究助成プログラムに採択

2015年6月19日

 京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)の王丹助教の研究課題「学習による脳内遺伝子発現変化の可視化」が公益財団法人 Extenal Linkヒロセ国際奨学財団による第1回研究助成プログラムに採択され、6月13日に東京で贈呈式が行われました。

 ヒロセ国際奨学財団は、平成7年から、アジア諸国から日本で学ぶ留学生140名余に対して奨学金を支給する国内屈指の奨学助成財団です。今回の助成プログラムは 平成26年度から新しい事業として開始され、分野を問わず留学終了後も引き続き日本の大学において研究職に従事をしている将来有望な若手研究者を助成の対象としています。第1回目の助成者は計5名、3,600万円で、教育学から神経科学や無線通信まで幅広い分野から選ばれました。王丹助教が2年間で受ける助成 額は1,000万円です。

 「10代の頃に選んだ日本留学の道が、20年後に、自分を、このような研究助成、研究支援へ導 いてくれるとは、思ってもみませんでした。大変ありがたい限りです。」と王丹助教が感謝の意を表しました。

 

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公益財団法人ヒロセ国際奨学財団 中村 達朗 理事長(左)と王丹助教


中村氏から目録を受け取る王丹助教


左から:中村理事長、王丹助教、その他受賞者4名

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