高校生向け実験教室「iCeMS/CiRAクラスルーム:幹細胞研究やってみよう!」を開催しました

iCeMS/CiRA Classroom

2009年12月2日

 京都大学11月祭(大学祭)が行われているさなか、199名の応募者の中から選ばれた近畿圏の高校生32名(男子15名、女子17名)が、京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)と同拠点iPS細胞研究センター(CiRA=サイラ)の共催する高校生向け実験教室「iCeMS/CiRAクラスルーム:幹細胞研究やってみよう!」に、2日間にわたって参加しました。

 この実験教室はES細胞やiPS細胞の性質(自己複製能、多分化能など)といった「科学的知識」だけでなく、”科学的知識が仮説検証の繰り返しで紡がれている”、”倫理的問題は科学では解決できない問題である”といった「科学それ自体についての知識」を高校生たちが身につけることを目的として企画されたものです。

 32名の高校生たちは4名ずつ8チームに分かれ、同じ研究チームの仲間として2日間を過ごしました。また、すでに同実験教室を体験済みの高校教員8名がTA(補助教員)として各チームに加わり、4名の高校生たちを指導しました。続き(報告書)を読む


報告書
(PDF: 1.4MB)

テキスト(1日目)
(PDF: 3.0MB)

テキスト(2日目)
(PDF: 3.6MB)

※これらのテキストは、多くの教育関係者、科学コミュニケーターに使用して頂くことを目的に配布しています。取り扱いに関しては、以下の点をお守り下さい。

<SCG問合せ先>
Eメール: classroom1@icems.kyoto-u.ac.jp | Tel: 075-753-9784


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