第6回 アイセムスセミナー:Lars Hinrichsen 博士

クラスリン媒介によって起こるエンドサイトシスは、色々な物質が受容体を経由して細胞内に取りこまれるときの基本経路です。Hinrichsen 博士は、この経路を可能にする基本原理と、そこでの様々な分子の働きを明らかにすることを目的として、研究されてきました。最近では、ケモカイン受容体の CCR5 と CXCR4 に興味を持ち、特に、これらの分子の取り込まれるクラスリン被覆ピットが、電子顕微鏡では違って見える理由とその生理学的意義を探求しておられます。このような研究について、まとめてお話を伺う良い機会となることが期待できます。ご参加をお待ちしています。スナックと飲み物をお出しします(9:45~)。

講演者 Lars Hinrichsen 博士
Research Fellow
MRC Laboratory for Molecular Cell Biology
University College London
演題 クラスリン媒介エンドサイトシス機構の解析:ケモカイン受容体を中心に
日時 2008年5月14日(水曜日)10時00分-11時00分
場所 PDF File再生医科学研究所東館階 ルーフテラス (140 KB)
フライヤー PDF FilePDF (168 KB)
主催 京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS = Institute for Integrated Cell-Material Sciences)
京都大学 再生医科学研究所 楠見研究室 / 科学技術振興機構 ICORP 膜機構プロジェクト
連絡先 京大再生研 楠見 明弘
FAX: 075-751-4113
e-mail: akusumi@frontier.kyoto-u.ac.jp