第6回 iCeMSラーニングラウンジ:山本 暁久 + Georgia Kafer

Learning Lounge

「ラーニングラウンジ」では、毎回2名の若手研究者が自身の研究についてトークを行います。社会背景に関連づけた魅力的なトークにより、なぜ自分の研究が世界にとって重要なのか、専門外の方にもわかりやすく訴えかけます。

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山本 暁久 さん

しっかりギュッとくっついて!――細胞をつなぐ力に迫る

細胞は生き物を形作るブロックのようなもので、互いにくっつくために"糊"を持っています。この糊がなくなっていくと組織が崩れ、癌の転移のような重い病気につながることがあります。接着の強さが分かれば、細胞が健康かどうかを認識することができるかもしれません。そこで、接着力を直接測定し、細胞を特徴づけるための新たな手法をご紹介します。

ジョージア・ケーファー さん

あなたの「マニュアル」を守る

人間を操作する「マニュアル」は、体の中の特別な説明書に書き込まれています。その説明書は「DNA」と呼ばれ、もしDNAが傷つくと、マニュアルの一部がなくなったり、うまく伝わらなくなったりして、病気になりやすくなってしまいます。DNAは、体の外から傷つけられることもありますが、多くの場合は、体の中で日々おこっているさまざまな生命活動の中で傷ついていきます。では、傷ついたDNAはどのように修復されるのでしょうか――その解明方法に迫ります。

講演者 山本 暁久(やまもと・あきひさ) さん
京都大学 物質-細胞統合システム拠点(田中 求 グループ

Georgia Kafer(ジョージア・ケーファー) さん
京都大学 物質-細胞統合システム拠点(Peter Carlton グループ
使用言語 英語
(※質問は日英両方で受け付けます。)
日時 2016年3月31日(木)14:00-15:30
場所 京都大学 iCeMS 本館(#77)2階 セミナールーム (A207)
アクセスマップ
フライヤー PDF FilePDF (784 KB)
主催 京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)
申し込み iCeMS所属以外の方は申込み不要
(iCeMSメンバーは研究室を通じて参加登録してください。)
連絡先 iCeMS国際企画掛 | oap-pr@icems.kyoto-u.ac.jp