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京都発・科学イノベーションで社会問題を解決する未来へ

京都大学高等研究院物質-細胞統合システム拠点(iCeMS: アイセムス)は、京都大学が世界に誇る研究組織です。その大きな特徴は、学問の高度化に伴い、それぞれ別々に発展してきた化学と細胞生物学を融合することにより、新たな研究領域を開拓することです。京都大学の化学と細胞生物学は世界最高水準レベルにあり、iCeMSは、それらの融合研究から新しく生まれる科学や技術の力で、エネルギー・環境・医療分野など、さまざまな産業へイノベーションの提供を目指します。

 

具体的には、親から子へ遺伝情報が受け継がれる仕組みや、記憶や学習を司る脳の仕組みといった、生命の根源的な謎を解き明かす全く新しい材料や技術を作り出す研究に、細胞生物学者と化学者が協働して取り組んでいます。加えて、iCeMSでは、科学的な謎の解明のみならず、現代社会が直面している喫緊の課題を解決すべく、研究に邁進しています。例えば、細胞機能を模倣したあらゆる気体を選択的に分離・貯蔵・濃縮できる機能的材料により、環境に優しい次世代エネルギーである水素の効率的活用、地球温暖化防止に向けた二酸化炭素の効率的に吸収・貯蔵、世界中に安全・安心な水の供給をもたらすための飛躍的に高効率性での水の浄化、一酸化炭素や一酸化窒素などの「ガスの薬」創薬を実現します。

iCeMSは、世界から見える新しいタイプの研究組織として、京都大学において革新的な研究環境の創出に取り組んできました。その結果、世界最高峰の研究水準をもつ研究領域を融合し、世界中から優秀な人材を集めるための国際的な研究環境を構築することができました。

このような研究環境を支えるために国からの支援をいただいてきましたが、世界で唯一の研究活動を思う存分進めるには、使途制約による縛りのない独自の財源が必須です。特に、2007年の創設時以来、iCeMSで育ち、世界で活躍してきた若手研究者を、国からの支援が終了する2017年度以降も継続的に雇用し、研究に専念させるためには、経済基盤の多様化と強化が欠かせません。

私たちiCeMSは、古都である京都を舞台に、世界最先端の研究や、世界一流の交流を進め、オンリーワンの研究組織として、これからの新しい社会に貢献していきたいと考えています。長期的な研究支援体制の整備のためにも、皆様には、iCeMSの精神をご理解いただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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    京都大学基金 | 税制上の優遇措置

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