活動報告

2016年8月26日

ドイツ連邦共和国大使館(東京)科学技術担当のインゴ・ヘライン参事官らがiCeMSを訪問

(左から)大阪・神戸ドイツ総領事館 ヨハネス・シュヴァイツァ上級専門官、ドイツ大使館 インゴ・ヘライン参事官、北川進iCeMS拠点長、影山龍一郎iCeMS副拠点長

 8月24日、ドイツ連邦共和国大使館(東京)科学技術担当のインゴ・ヘライン参事官と、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館 経済担当のヨハネス・シュヴァイツァ上級専門官が、京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)を訪問しました。今回の訪問は、へライン参事官が、世界トップレベルの研究拠点であるiCeMSへの視察を強く希望されたことにより実現しました。

 ヘライン参事官らとの懇談では、北川進iCeMS拠点長と影山龍一郎副拠点長が、iCeMSの化学と細胞生物学の最先端融合研究について、それぞれの専門分野の立場から説明を行いました。また、産業、環境、医療の画期的躍進を生み出す基礎研究を担う国際拠点としてのiCeMSのミッションについて語りました。

 続く研究施設見学では、古川修平准教授がiCeMS研究棟を案内し、若手研究者らがiCeMSの国際的な環境で展開されている様々な研究を紹介しました。ヘライン参事官は、熱心に質問をし、活発な意見交換を行いました。

 ヘライン参事官からは、iCeMSについて「研究者らが分野の垣根を越えて研究に邁進し、材料科学と細胞生物学の融合研究での成果を挙げていることは素晴らしい。また基礎研究を社会実装へ繋げていることはとてもユニークである。」とのコメントがありました。

研究棟で行われている研究について説明する古川修平准教授
実験機器を見せながら研究の説明をする王丹准教授
研究の紹介をするピーター・カールトン准教授
研究内容を説明する廣理英基准教授
自らの研究内容を説明するイーサン・シバニア教授

関連リンク

北川進

影山龍一郎