活動報告

2016年11月22日

【出展報告】ワークショップ:”超・立体的”協力ボードゲーム「TATEWARI」 〜しっかり遊べ。 遊びながら学べ。〜(2016年秋)

 2016年11月13日、ナレッジキャピタル ワークショップフェス2016 AUTUMN にて「“超・立体的”協力ボードゲーム「TATEWARI」〜しっかり遊べ。遊びながら学べ。〜」を開催しました。小学3年生〜6年生とその保護者の方を対象に参加者を募集し、小学校3年生〜6年生のお子さんとその保護者7組15人のご家族に参加いただきました。

 協力ボードゲーム 「TATEWARI(タテワリ)」は「協力・対話スキルは学際融合研究を進める上で重要なスキルの1つ」ということに基づいて開発されたボードゲームです。プレイヤー間で順位を競い合うのではなく、プレイヤーみんなで情報やリソースを共有し、大事業の成立を目指します。つまり、みんなで勝つか、みんなで負けるか、というゲームです。

 ゲームに出てくる用語やルールがやや複雑で、ゴールまでの時間も約90分と長丁場。つまり、集中力が求められるゲームです。しかし、子どもたちはすぐにルールを理解してくれたようです。チームに危機が迫り始めると、お互いに積極的に情報を共有してこれを回避しようとするなど、ゴールが近づくにつれて熱い展開になりました。無事にゴールできたチームもあれば、残念ながらゴールできなかったチームも。

 最後には、日々チームで研究を進める小島洋児さん(iCeMS斎藤通紀グループ 特定拠点助教)から「私たちも色々な人たちと一緒になって研究を進めています。このゲームで皆さんが他のプレイヤーと顔を合わせて話し合いながらゴールを目指したように、研究でも顔を合わせて話し合うことがとても大切です。そして、自分の思っていることを相手にうまく伝えられるようになることが大切です。」というメッセージがありました。

 協力のスキルを磨いて、ぜひまた「TATEWARI(タテワリ)」に挑戦しに来てください。

 文・写真: iCeMS科学コミュニケーショングループ

日時
2016年11月13日(日)15時00分-17時00分
会場
うめきた・グランフロント大阪北館1階 ナレッジキャピタル内 カフェラボ
講師
加納圭 滋賀大学教育学部 准教授/京都大学iCeMS 特任准教授(科学コミュニケーショングループ)
水町衣里 大阪大学COデザインセンター 特任助教/京都大学iCeMS 客員助教(科学コミュニケーショングループ)
一方井祐子 京都大学iCeMS 特定研究員(科学コミュニケーショングループ)
小島洋児 京都大学iCeMS 特定拠点助教(斎藤グループ)
対象
親子限定
*小学3年生〜小学6年生のお子さんとその保護者
定員
8組16人程度
参加費
無料
お申し込み方法
ナレッジキャピタルのWebページから必要情報を入力 *先着順
ワークショップ主催
iCeMS(アイセムス)科学コミュニケーショングループ *このワークショップは、一般社団法人ナレッジキャピタル主催の「ナレッジキャピタル ワークショップフェス 2016 AUTUMN 」の一環として実施されます。
お問い合わせ先
iCeMS(アイセムス)科学コミュニケーショングループ
Eメール:kato-g@icems.kyoto-u.ac.jp