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iCeMS国際シンポジウム「物理学の進展と医学応用」を開催しました

 iCeMS(アイセムス)は、米国 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて、第25回iCeMS国際シンポジウム(京都大学―UCLA合同国際シンポジウム)「物理学の進展と医学応用(物理学、ナノ材料科学のバイオ、医療応用)」を開催しました。

 iCeMSは「物質」と「細胞」の融合研究をテーマとした研究拠点として、分野・領域を超えて研究を続けています。2010年にUCLAのカリフォルニア・ナノシステム研究所 (CNSI)と学術交流協定を締結し、2017年からiCeMSとUCLAの両方に所属を置く玉野井冬彦特定教授を軸として連携が一層発展、今回のシンポジウムは、iCeMSとCNSIだけでなく京都大学とUCLAの両校の協力体制の多様化と強化を図るとともに、「融合研究」をテーマに「物理学・ナノ材料・がん研究」という、新たな学際研究への発展に寄与することを目的として開催しました。

 京都大学からは、河野泰之副学長(国際戦略担当)・国際戦略本部長、北川進iCeMS拠点長をはじめ、教職員13名が参加しました。カリフォルニア大学からは、スコット・ワー UCLAプロボスト・副学長、ジェフ・ミラー CNSI研究所長をはじめ、UCLA、UC Irvineから 23名の研究者が講演者およびセッションチェアとして参加しました。

 2日間にわたるシンポジウムでは、ナノ材料の合成化学、物理学や生物学、ナノ材料の応用(がんおよび感染症、脳神経イメージング、生物活性気体のコントロール)、バイオインタフェースとしてのナノ材料、高分子と生物学などを切り口に、8のセッションを行い、世界の第一線で活躍する研究者らが発表を行いました。両校及び学外機関から180名を超える参加者を得て、異なる分野の研究者が一同に介して最新の研究成果を共有し議論を交わす機会となりました。また、田宮徹 日本学術振興会(JSPS)サンフランシスコ研究連絡センター長にもご参加いただき、米国と日本の学術交流推進について歓迎と激励の言葉をいただきました。

 シンポジウム終了後、開催委員長の玉野井教授は、「幅広い分野にわたってディスカッションが行われ、学術的に大変面白く意義深い会となった」と感想を述べました。また、参加者からは、「具体的な共同研究の可能性や、研究者や学生の交流について意見交換ができた。今後の拠点間の連携が楽しみだ」とコメントがありました。

 会期中には、UCLAのロジャー・ワキモト研究担当副学長、シンディ・ファン国際担当副学長とも、今後の研究連携について意見を交わすことができました。将来的には第2回の合同シンポジウム、また更なるステップも見据えて、研究連携を一層促進していきます。

  • (左から)挨拶をする ワー UCLAプロボスト・副学長、河野副学長、ミラー CNSI研究所長、田宮センター長
  • 北川拠点長による研究発表
  • 玉野井教授による研究発表
  • シンポジウム会場の様子
  • 京都大学からの参加者

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