活動報告

2019年3月5日

AAASにWPIブースを出展しました

 iCeMSは、2月14日-17日にアメリカのワシントンD.C.で開催されたアメリカ科学振興協会年次大会(AAAS 2019 Annual Meeting)に参加し、WPI拠点メンバーとしてブースを出展しました。ブースでは、他のWPI拠点と共に、iCeMSの研究紹介や国際化への取り組みになどについて紹介しました。

 アメリカ科学振興協会(AAAS)は、世界最大の総合学術団体で、科学雑誌「Science」を発行するなど、科学の発展と社会還元を目的としています。年次大会は、世界中から研究者、市民、科学政策関係者、ジャーナリストなど様々な立場の人が集まります。また、大会期間中の週末には、Family Science Daysが開催され、子供たちが科学を身近に感じられる場となっています。まさに、さまざまな立場の参加者が、最新のサイエンスに触れ、知見を深められる機会となっている大会です。

 今年の総会では、300を超える研究発表セッション、講演、ワークショップ、セミナー、ビジネスミーティング、ポスターセッションなどが行われ、科学にまつわる多岐に渡る発表や議論を共有しました。

 また、WPIを含めて44の企業、大学、機関がブースを出展しました。WPIブースでは、融合研究をテーマに、各拠点が取り組む融合研究を一冊にまとめた冊子を用いて、国際的な環境のもと取り組んでいる最新の研究活動を紹介しました。向かいには、日本学術振興会(JSPS)、科学技術広報研究会(JACST)が出店し、日本の存在感をアピールしました。

 次回のAAAS年次大会は、2020年2月にシアトルで開催される予定です。

来場者でにぎわうWPIブース
iCeMSから参加した遠山真理 特定准教授