活動報告

2019年4月10日

SPIRITS国際シンポジウム「Shaping Self-Assembled Mesoscale (Bio)Materials with Microengineering」が開催されました

 3月28日にiCeMS本館にて、SPIRITS国際シンポジウム「Shaping Self-Assembled Mesoscale (Bio)Materials with Microengineering」が開催され、44名が参加しました。

 はじめに開会の挨拶として、オーガナイザーの古川修平准教授から、マイクロ流路やマイクロロボットといったマイクロエンジニアリング技術と、自己集合する材料との融合により、細胞などの微小環境の分析や操作といった応用研究につなげることを目指す、野心的な研究会を開催できることの喜びが語られました。続いて、国内外から招待された12名の講演者によるさまざまな角度からの研究が報告されました。途中、コーヒーブレイクの際には、招待講演者であるチューリッヒ工科大学のSalvador Pane博士がピアノを演奏するなど、始終和やかな雰囲気の中で、研究者同士の交流が深められると同時に、各発表の後には、会場からたくさんの質問があがるなど、積極的な議論が交わされていました。最後にもうひとりのオーガナイザーである亀井謙一郎准教授から閉会の辞が述べられ、シンポジウムは盛況のまま締めくくられました。

研究者の熱気あふれる会場
コーヒーブレイク中に意見交換する参加者たち
ピアノを演奏するSalvador Pane博士
参加者らにより、積極的な議論が交わされた