iCeMS岐阜大学サテライト竣工披露式典を挙行

2009年7月10日
京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)岐阜大学サテライトの研究施設が完成し、竣工披露式典が6月26日に挙行されました。
iCeMS岐阜大学サテライトは、糖鎖の化学合成において世界的なリーダーである 木曽真 教授のグループが中心となって運用します。細胞の表面に存在する糖鎖の多彩な機能を人工多能性幹(iPS)細胞、胚性幹(ES)細胞を用いる再生医療やメソ空間制御へと応用することを目指し、自然界に存在する糖鎖構造およびそれらをモチーフとした機能性の高い人工糖鎖を創製します。
報道関係者に公開された施設は、安全性の確保のためフード付き実験台を揃えるなど、国内でも有数の研究環境となります。
式典にはiCeMS拠点長の 中辻憲夫 教授を含む学内外の関係者約70名が集まりました。岐阜大学からは 森秀樹 学長、小見山章 応用生物科学部長、金丸義敬 同学部副学部長らが出席し、iCeMS主任研究者の木曽教授をはじめ、石田秀治 教授、安藤弘宗 准教授らが本施設設置にかかる支援に対し謝辞を述べ、今後の決意を表明しました。
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![]() 森秀樹 学長 |
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![]() 金丸義敬 応用生物科学部副学部長 |
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![]() 石田秀治 教授 |
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![]() フード付き実験台 |
竣工披露式典に出席した関係者による記念撮影
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