【公募開始:学内向け】iCeMS学際融合共同研究推進プロジェクト

はじめに | iCeMSの研究目標は、細胞科学と物質科学を統合した、新たな学際領域の創出です。細胞や人工物質の中に存在する多分子構造の制御メカニズムとその相互作用を解明することで「新たな幹細胞科学・技術(ES/iPS細胞など)」や「新たなメゾ科学・技術」を発展させ、医学・創薬・環境・産業に貢献します。メゾと呼ばれる(1nmから1µm程度の大きさの)領域で、物質と細胞は相互に作用し合います。そこでは様々な生命現象が起こり、結晶内の分子の協同的な機能が生み出されています。iCeMSでは幹細胞を中心にして物質と細胞の相互作用と制御機構を解明します。またこれまで「メゾスコピック物理学」として得られた成果をさらに発展させ、物理学、化学、細胞生物学が融合した真に学際的な「メゾ科学」の創出を目指しています。具体的には次のような研究を進めます。 幹細胞科学・技術では、次のような研究を進めます。
メゾ科学・技術では、次のような研究を進めます。
つきましては、学際融合研究を一層推進するため、学内研究者とiCeMSの研究者との学際融合共同研究の提案を下記要領にて募集いたします。 |
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応募できる 研究者の要件 |
※連携教員:物質-細胞統合システム拠点以外の本学の教員のうち、拠点の研究活動又は拠点の教員等と学際融合共同研究又は連携活動を行う者をいう。別途、書面にて委嘱を依頼いたします。 ※平成22および23年度に本事業に採択されたことがあり、24年度についても応募される方については、申請書中に、これまでの研究の内容・進捗状況についても記載ください。 |
共同研究期間 | 原則として、研究開始日から平成25年3月31日とします。 研究期間終了後、実績報告書の提出が必要となります。 報告書の様式はおってご連絡いたします。 |
共同研究実施件数 | 10件~20件程度を予定しています。(22年度実績19件、23年度実績15件) |
iCeMSからの支援 |
(参考)大型設備の代表例 ※これ以外の設備も使用可能です 独国ブルカーバイオスピン社製NMR(核磁気共鳴装置)AVANCEⅢ型500US Plus型 東京インスツルメンツ社製3D顕微レーザーラマン分光システムNanofiner 3D 米国カンタム・デザイン社製5テスラ磁気特性測定システム オリンパス製共焦点レーザー走査型顕微鏡 米国ベクトン・ディッキンソン社製Special order BD FACS AriaⅡセルソーター3レーザー5カラータイプ 1分子蛍光イメジング・追跡ステーション 実時間テラヘルツ近接場顕微鏡 LSM 780/ConnfoCor3、カールツァイス社製 など |
応募方法 | 「iCeMS学際融合共同研究推進プロジェクト申請書」に必要事項を記載の上、2012年5月31日(木)までに、所属部局の事務部を通して、iCeMS国際・企画セクション(oap@icems.kyoto-u.ac.jp)まで申請書及び申請者リストを提出ください。 |
申請書 | ![]() ![]() |
審査方法 | 審査にあたっては、原則として書類審査とします。但し、ヒアリングを行う場合もあります。採択通知は、6月下旬を予定しています。 |
注意事項 | 計画調書は、A4版2ページ以内で英語で作成してください。 なお、英訳不可能な事項(日本語で出版した論文や本のタイトル等)は日本語で記入してください。 |
フライヤー | ![]() ![]() |
問い合せ先 | iCeMS国際・企画セクション Tel 075-753-9748:oap@icems.kyoto-u.ac.jp |