iCeMS研究者、英国王立協会主催セミナーで講演

2015年3月17日
京都大学物質−細胞統合システム拠点(iCeMS)拠点長の北川進教授は、2015年3月2〜3日に英国バッキンガム州の王立協会チチェリーホールで開催されたシンポジウム「Royal Society International Seminar: A UK-Japan Meeting on Transforming Framework Materials Chemistry」に出席し、多孔性材料の展望と新しいガス分離機能に関する講演を行ないました。
このシンポジウムは2013年10月に京都大学のiCeMS本館で行われたワークショップ「UK-Japan Workshop on Organic-Inorganic Framework Materials」の続編として開催され、Anthony Cheethamケンブリッジ大学教授、
Russell Morrisセントアンドリュース大学教授、北川進iCeMS拠点長らの呼びかけで日英両国の無機固体材料研究を牽引する研究者が集い、最新の研究成果に関する発表を行いました。
iCeMSからは他に北川宏連携教授、陰山洋連携教授、古川修平准教授が参加し、講演を行いました。講演では多孔性材料や無機固体材料に関連する新たな研究報告などが行われ、会場からは活発な質疑やコメントが寄せられました。
また、会場のロビーでは日英の若手研究者のポスター発表が行われ、参加者同士の意見交換が行われました。
閉会の挨拶で、Cheetham教授が今回のシンポジウム成功の喜びとともに第3回開催への意欲を示すと、北川進教授も話に加わり、今回の会場において早くも次回開催への期待が高まりました。
文:京都大学 iCeMS 高宮泉水
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セミナー会場となった王立協会チチェリーホール

講演をする北川進iCeMS拠点長

聴衆に語りかける北川進教授

ロビーで意見交換を行う参加者
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北川宏連携教授 | 陰山洋連携教授 |
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古川修平准教授 | ポスターセッションで質問に答える隅田健治研究員(左) |

閉会挨拶でCheethamケンブリッジ大教授(左、着席)とMorrisセントアンドリュース大教授(右)とともに次回開催の希望を語る北川進教授(中央)

参加者集合写真