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iCeMSの10年

2007年に京都大学に誕生したiCeMS。2017年で10年の節目を迎えます。
10年前にまいた種は、いま、どんな花を咲かせたのでしょうか。
iCeMSの歴史を振り返ってみました。

  • 拠点の歴史
  • 研究成果
  • 国際活動、国際交流
  • アウトリーチ活動
  • 用語説明

2007

iCeMS WPI5拠点
  • 文部科学省「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)
    に採択
  • iCeMS誕生
  • 第1回 iCeMSセミナー
設立拠点長 中辻憲夫教授 設立拠点長 中辻憲夫教授

世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)

優れた研究環境と高い研究水準を誇る「目に見える拠点」の形成を目的に、文部科学省が2007年に開始した事業。2007年には、iCeMSを含め5つの拠点が選ばれました。

2008

CiRA設置
  • iCeMS内にiPS細胞研究センター(CiRA)が誕生(初代センター長:山中伸弥教授)
  • 科学コミュニケーショングループ(SCG)の設立
  • 第1回 iCeMSカフェ

科学コミュニケーショングループ

研究者とみなさんをつなぐ活動をしています。2015年には「幹細胞研究やってみよう!(幹細胞すごろく)」を発表し、注目されています。

iCeMSカフェ

iCeMSの研究者と一般の参加者が気軽に科学に関する会話を楽しむことのできるイベントです。カフェのようにリラックスしてお話していただける空間を準備しています。

2009

  • iCeMS本館竣工
  • iCeMS岐阜大学サテライト発足
  • 第1回 リトリート(研究合宿)
iCeMS本館外観
ラウンジのピアノは中辻初代拠点長から贈られたもの
iCeMS岐阜大学サテライト
第1回リトリート(研究合宿)

2010

iCeMS WPI6拠点
  • 北川進教授トムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞
  • タタ基礎科学研究所、インド国立生命科学研究センター(NCBS)およびインド幹細胞・再生医学研究所(inStem)サテライトラボ開所式
  • 第10回 iCeMSカフェ

トムソン・ロイター引用栄誉賞

優れた論文は、他の研究者によく引用されます。トムソン・ロイターは、毎年、引用回数の極めて多い人にこの賞を授与しています。そこから、ノーベル賞候補が予想されたりするんですよ。

2011

  • 中辻憲夫教授ら、ES細胞の実用化に向けたプロジェクトを始動
  • 杉山グループ、DNAオリガミを用いた生体分子ナノシステムの構築
  • ハイデルベルグ大学-iCeMS合同国際シンポジウム(ハイデルベルグ)

DNAオリガミ

DNA鎖を折り曲げ、ナノスケールの構造体をつくりあげる技術。シンプルな構造体から複雑な立体構造までさまざまな形状を構築することが可能。

ハイデルベルグ大学-iCeMS合同国際シンポジウム

2012

iCeMS WPI9拠点
  • 北京大学・清華大学生命科学研究所(CLS)-iCeMS合同国際シンポジウム(北京)
  • 世界幹細胞サミットをカロリンスカ研究所などと共催(フロリダ)
  • 山中伸弥教授ノーベル生理学・医学賞 受賞
合同国際シンポジウム(北京)
ノーベル生理学・医学賞発表時の会見

2013

  • 北川進教授が新拠点長に就任
  • イギリス王立化学会(RSC)と共同発行ジャーナル「バイオマテリアルズ・サイエンス」創刊
  • WPI材料科学分野4拠点とフランス国立科学研究センター(CNRS)とで日仏ナノマテリアルワークショップ共催(京都)
  • 北川進拠点長、古川修平准教授、ステファン・ディーリング助教らの研究グループが光でガス分子を自在に取り出せる空間材料を開発
北川進拠点長
バイオマテリアルズ・
サイエンス

空間材料

素材は、金属と有機分子でつくられる格子状の構造で、 1ナノメートルの多くの穴をもつ(多孔性材料)。光を照射することで、素材に閉じこめた一酸化窒素を自由にとりだすことができます。

2014

  • 上杉志成教授によるedX講義「生命の科学(The Chamistry of Life」配信開始
  • WPI材料科学分野4拠点によるEuropean Materials Research Society(E-MRS)2016 Spring Meetingへの協同参画(リール)
  • イーサン・シバニア准教授の研究グループが世界最高性能のガス分離膜材料の作成に成功
E-MRS

edX講義

MITやハーバード大学など、20以上の世界のトップクラスの 大学の授業を無料で受講できるオンラインサービスです。iCeMSは日本で初めて、このプロジェクトに参加。上杉先生 の授業を、約26,000名が受講しました。

ガス分離膜材料

排気ガス中の二酸化炭素を膜でキャッチする空気洗浄技術として期待されています。従来のものにくらべて、格段に優れた性能を示し、安価で耐久性が高い膜材料を開発しました。

2015

  • タイ王国のシリントーン王女殿下がiCeMSを訪問
  • 村上達也特定准教授らの研究グループが光を使って神経細胞の「痛み」感知を制御する手法を開発
  • 第1回 ラーニングラウンジ
  • NHK Eテレ「考えるカラス」連動ワークショップを開催
  • ニューズレター「Our World, Your Future」 創刊
シリントーン王女殿下の訪問
第1回 ラーニングラウンジ
「考えるカラス」連動ワークショップ
Our World, Your Future

神経細胞の「痛み」感知を制御する手法

近赤外光を当てると発熱するナノメートルサイズの金粒子を、痛みを感知する神経細胞の細胞膜に集まるように改変。これを使うことで、痛み受信機として働く膜上のタンパク質を光で加熱し、遠隔コントロールできるようになりました。

2016

  • タイ王国ウィタヤシリメティー科学技術大学院大学(VISTEC)と 連携協定を締結
  • 第200回iCeMSセミナーノーベル化学賞受賞者ジャン=マリー・レーン氏の講演
VISTECとの連携協定調印式
ジャン=マリー・レーン氏の講演

おまけ

イメージ:中庭(2007)
中庭にも10年のときの流れを感じます
イメージ:中庭(2017)
イメージ:NCBS-inStemサテライトラボ開所式で植樹された木(2007)
イメージ:NCBS-inStemサテライトラボ開所式で植樹された木(2017)
NCBS-inStemサテライトラボ開所式で植樹された木もこんなに大きくなりました
制作協力:京都通信社