活動報告

2019年4月4日

iCeMS Future DayとiCeMS基金 寄付者感謝の集いを開催しました

  3月25日にiCeMS本館にて、iCeMS Future Dayを開催しました。iCeMS Future Dayは、キャリアアップや研究費獲得を目指す若手研究者が研究提案のプレゼンテーションを行うイベントです。はじめての開催となる今回は、オーガナイザーをつとめた藤田大士准教授と王丹特定拠点准教授の呼びかけのもと、iCeMSのPIや連携PIのラボに所属する若手研究者9名が研究提案を行いました。それぞれの提案に対し、iCeMSのPIや京大URAメンバーらの経験に基づく、熱いアドバイスや議論などが交わされる活気ある会になりました。夕方からは、オープンセッションとしてポスタープレゼンテーションが催され、多くのiCeMSメンバーが活発にそれぞれの最新の研究成果について議論をしていました。

 また、未来を感じさせる発表をした研究者2名については、北川進拠点長からiCeMS Future Awardと、副賞の研究活動支援費が贈られました。

iCeMS Future Award 2019 受賞者
中村 友紀 助教(斎藤通紀グループ)
小林 浩和 連携准教授(北川宏グループ)

  今回のiCeMS Future Dayは、2017年に設立されたiCeMS基金にとってはじめての支出の機会となることから、iCeMS基金にご寄付いただいた方々もご招待し、「寄付者感謝の集い」をiCeMS Future Dayと並行して開催しました。平日の夕方という時間帯ではありましたが、8名の方にご参加いただき、橋田充研究支援部門長によるiCeMSの活動状況やiCeMS基金の現状の紹介に加え、普段は非公開の研究施設をご案内し、研究者と交流会を行いました。

 iCeMS Future Dayは、若手研究者の挑戦を応援し、研究者間の交流を深めることを目指し、今年度も開催する予定です。

若手研究者の研究提案に聞き入るiCeMSのPIを始めとする参加者
研究施設を見学する寄付者
iCeMS Future Awardを受賞した中村助教と北川拠点長
同受賞者の小林准教授

関連リンク

iCeMS 基金 https://www.icems.kyoto-u.ac.jp/support/