活動報告

2019年11月6日

アブドラ王立科学技術大学と学術交流協定を締結しました

前列左からAshry副学長、北川拠点長

 10月23日に、アイセムスは、サウジアラビアのアブドラ王立科学技術大学(KAUST)と学術交流協定を締結し、東京にて開催された「日・サウジ・ビジョン2030ビジネスフォーラム」にて、菅原一秀経済産業省大臣、マジッド・アル・カサビ サウジアラビア商業投資大臣、ナーイフ・マルズーク・アル・ファハーディ駐日サウジアラビア王国大使他関係者立ち会いのもと、学術交流協定交換式を行いました。

 交換式には、北川進拠点長が出席し、アブドラ王立科学技術大学からは、Donal Bradley副学長、Najah Ashry 副学長が出席しました。

 アブドラ王立科学技術大学は、世界レベルの技術研究と女性の教育機会向上を目指して2009年に開校しました。優れた研究者を世界から招聘し、最先端の機器を揃えて研究・教育を行っています。アイセムスと同大学の研究者間の交流から発展した研究協力を、今後は組織間国際共同研究へと強化させるため、今回の学術交流協定締結へと至りました。2020年には京大-KAUST最先端エネルギー材料シンポジウムの開催も予定しています。

 今後、アイセムスで研究をすすめる最先端のエネルギー材料の基盤技術をを深化させてゆく一方、アブドラ王立科学技術大学側ではそれらを利用し、より応用に向けた研究を担当することにより、新たな材料の可能性を発展させていくことを目指します。

関連リンク

アブドラ王立科学技術大学