活動報告

2019年12月9日

iCeMSキャラバンを北海道北見北斗高校で開催しました

 11月30日、iCeMSの研究者が高校を訪問し、アクティブラーニング型の体験授業を行う「iCeMSキャラバン」を、北海道道東にある北見北斗高等学校で開催しました。

 11回目となる今回のキャラバンでは、勝田陽介iCeMS客員助教(ケミカルバイオロジー)、古川修平同准教授(化学)リングホーファー萌奈美 高等研究院高等研究センター特定助教、亀井謙一郎iCeMS准教授(工学)、鈴木淳同副拠点長・教授(生化学)の5名の研究者が、それぞれの専門分野の視点からDNAについて講義。高校生は、この講義を通して得た知識を4〜5名のグループごとに整理し、それを元に独自のアイディアを出し合って議論し、最後に、論文の形式に沿って自分たちのアイディアの新しさ・面白さについてプレゼンしました。講師らの楽しい掛け合いと生徒や参加者らの熱気で、イベントは大いに盛り上がりました。

 今回のキャラバンでは、高校1・2年生から20名が参加し、学内や道内の教育関係者や保護者が観覧に来たほか、島根県、長野県の高校からも視察がありました。参加した生徒らは「今回参加して、勉強する意欲が本当にすごくわいた」「毎日『おもろい』ことを探そうという考えをもつことができた」「自分は机に向かって研究することに向いていないと思ったが、すごく楽しかったので研究職もいいなと思った」と様々な感想を述べました。

関連リンク

iCeMSキャラバン

北海道北見北斗高等学校