IITB-Kyoto Meet がインド工科大学ボンベイ校で開催されました

1月4日、インド工科大学ボンベイ校(IITB)にてシンポジウム「IITB-Kyoto Meet」がIITB化学研究科主催で開催され、京都大学から、アイセムスおよび化学研究所(化研)の研究者らが参加しました。
当日は、最初にまず、アイセムスの元メンバーで現在IITBに在籍するSanjog Nagarkar助教による歓迎の言葉と一日のイベントについて説明があり、続いて、IITB化学研究科長でこのシンポジウムの開催委員長であるRuchi Anand教授が開会の挨拶を行いました。Anand教授は、IITBと京都大学との強い結びつきを強調するとともに、日本からの代表団に記念品を贈呈しました。次にアイセムスの上杉志成拠点長が登壇し、アイセムスで行われている研究について紹介しつつ、これまでのIITBとの交流での経験ついて共有しました。
その後は、テーマごとに3つのセッションが並行して開催されました。持続可能性と触媒に関するセッションでは、Daniel Packwood 准教授(アイセムス)、Arnab Dutta准教授 (IITB)、大木靖弘教授 (化研)、Ramaswamy Murugavel 教授(IITB), 山田容子教授(化研)が、材料と分光学をテーマとしたセッションでは、Chandramouli Subramaniam教授( IITB)、猪瀬朋子准教授 (アイセムス)、Kamendra P Sharma 准教授(IITB),時田茂樹教授(化研)、小野輝男教授(化研)が、ケミカルバイオロジーに関するセッションでは、Ganesh Pandian Namasivayam講師(アイセムス)、Tapas Kumar Kundu教授(JNCASR)、山口信次郎教授(化研)、Ruchi Anand教授 (IITB), and上杉志成教授(アイセムス兼化研)が、それぞれ登壇しました。
また、それぞれのセッションでは、IITBの学生たちが自身の研究を発表し、参加者からも多くの質問が飛び交いました。
今回のIITB-Kyoto Meetは、科学の発展における国際的な学術協力の重要性を改めて示すとともに、京都大学とIITボンベイ校の間の関係をより深めました。