研究

2017年7月19日

ミトコンドリア内の遺伝子発現を制御 -遺伝性疾患に治療の可能性拓ける-

ミトコンドリア内のDNAに特異的に結合するMITO-PIPの概略図。MITO-PIPはDNAの特定の配列に選択的に結合し、遺伝子の転写を抑制する。

  ガネシュ・パンディアン・ナマシヴァヤム 高等研究院物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)助教、杉山弘 連携主任研究者(兼 理学研究科 教授)らの研究グループは、独自に開発した化合物をミトコンドリア内のDNAに結合させることで、神経・筋肉疾患に関わる遺伝子を抑制することに成功しました。

 本研究成果は、2017年6月16日に米国の科学誌「Journal of the American Chemical Society」オンライン版で公開されました。

 詳細は以下のページでご覧いただけます。

京都大学ウェブサイト | ミトコンドリア内の遺伝子発現を制御 -遺伝性疾患に治療の可能性拓ける-