OUR VISION ビジョン
アイセムスは、研究において革新を生み出すだけでなく、明確なビジョンのもと、システム改革やグローバル化を推進します。優れた研究者のリクルート、国際共同研究、先端機器の共有、スタートアップ支援、インターナルコミュニケーションの最適化を推進することで、研究の発展に寄与します。
わたしたちの研究
自己集合をテーマに、細胞生物学と化学の有機的な融合によって、生命と物質の境界にある細胞内自己集合体の理解(学理)とそれらに触発された機能性自己集合材料によるイノベーション(応用)の両方に挑戦します。
わたしたちの取り組み
大学のシステム改革や次世代研究所のテストベッドとして、アイセムスは以下のビジョンを達成するために、さまざまな実証実験を行っています。
#1 国内外からのリクルート
アイセムスは、若手研究者の活躍を応援し、学生への研究機会の提供に積極的に取り組んでいます。若手研究者の独立を支援する「iCeMS京都ジュニアフェロー」制度や、海外大学生およびKyoto iUP生に研究体験を提供するインターンシップを実施するなど、様々な機会を提供しています。
#2 オンサイトラボによるグローバル展開
アイセムスは、海外の大学や研究機関との交流を強化し、国の境界線を超えた最先端研究を推進しています。京都大学のOn-site Laboratory事業に認定された6つの研究室を含む多くの国際ラボをもち、情報やアイデアを共有することでそれぞれにあった形で運営を最適化しています。
#3 解析センターをコアファシリティのモデルに
アイセムスの解析センターは先端研究機器の効率的な共有をすすめています。高価で高性能な解析機器に気軽にアクセス可能で、専門スタッフが設備を管理し、トレーニングも提供しています。大学のコアファシリティーのモデルとなるべく、先進的な運営を行います。
#4 スタートアップ設立によるイノベーション
自然の姿を解き明かすことを目指す基礎研究の成果は、時に思いも寄らない形で社会に大きな変革をもたらすことがあります。アイセムスは、社会課題を解決するシーズとなる発明を保護し、スタートアップ設立を効果的に行うため、あらゆる観点から戦略的な方針を立て、学内外の機関と連携しながら研究を進めます。
#5 コミュニケーションの最適化とダイバーシティ・インクルージョン
アイセムスでは、構成員同士のコミュニケーションを大切にすることで、効率性、コンプライアンス、満足度の向上と、また、異分野共同研究の促進を目指します。さらに、アイセムスでは多様なスタッフが活躍していますが、無意識の偏見の是正など高質なDiversity & inclusion (D&I) を実現するための先進的な取り組みを行っています。