北川進教授ら、産学公連携セミナーで講演

2011年9月27日

 特定非営利活動法人 京都SMI(Smart Materials & Innovation)は9月26日、Extenal Link産学公連携セミナー「多孔性材料のメゾ科学・技術:グリーン/ライフ・イノベーションへの展望」を、品川インターシティ京都大学東京オフィスで開催しました。

 第2回目となる本セミナーは、北川進iCeMS副拠点長のグループが世界をリードしている多孔性材料の合成化学、及びそれを用いた気体の貯蔵・分離等の応用分野をテーマとし、70名を超える参加者が産業界および行政機関などから参加しました。Extenal Link植村卓史京都大学工学研究科准教授は、北川研究室の最新の成果について発表しました。

 その他、松田正樹 経済産業省 製造産業局 化学課機能性化学品室 課長補佐 、上代洋 新日本製鐵株式會社 先端技術研究所 主任研究員、上野隆史准教授、Stéphane Diring 助教、Extenal Link堀毛悟史助教らが講演し、中原恒雄 京都SMI理事長(日本工学アカデミー名誉会長、元・住友電気工業株式会社 代表取締役副会長)が閉会の挨拶を述べました。

 京都SMIは、iCeMSを中心とした京都大学の研究者が創出する、物質および幹細胞科学分野の研究開発成果を速やかに産業界・社会に還元することを目的に設立されました。iCeMSで学際・国際・産学連携の統合的推進を担当するイノベーションマネジメントグループの仙石慎太郎准教授が京都SMI理事として参画しています。第1回の本セミナーは、産業応用が期待されるヒト幹細胞とその周辺技術をテーマとして、2011年2月に東京で開催されました。

 
塚本克博 京都SMI副理事長・三菱電機株式会社顧問
 
  仙石准教授
 
 
松田氏
 
  北川教授
 
 
植村准教授
 
  Diring 助教
 
 
掘毛助教
 
  上野准教授
 
 
上代
 
  中原
主催 Extenal Link特定非営利活動法人 京都SMI
共催 ・京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)
・内閣府 最先端・次世代研究開発支援プログラム 研究課題「バイオ固体材料の生体ガス分子応答による細胞機能制御