京大iCeMS、世界幹細胞サミットの共催機関に

2012年9月11日

 京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)が、12月3~5日に米フロリダ州で開催される世界幹細胞サミットの共催機関となる事を、サミット主催の米非営利機関ジェネティクス・ポリシー・インスティテュート(GPI)が10日に発表しました。ノーベル医学生理学賞の選考委員会が置かれている事でも知られるカロリンスカ研究所(スウェーデン)を含む他5機関との共催で、日本の機関としては初めてです。

 中辻憲夫iCeMS拠点長は、前回に続き特別招待講演者としてプレナリー(全体会議)に登壇する他、計7名いる大会幹事の1人として開会挨拶をする予定です。

 大会プログラムには、日本の幹細胞研究と実用化における産官学連携の例を紹介するセッション(12月4日12:00~13:30)も含まれます。京大再生医科学研究所の他、中辻教授を代表とする新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究プロジェクト「ヒト幹細胞実用化に向けた評価基盤技術開発(2010~2015年度)」参加機関のうち慶應義塾大学、医薬基盤研究所、(株)リプロセル、タカラバイオ(株)、ジェネテイン(株)、住友ベークライト(株)の研究者や取締役などが講演します(登壇順)。

 会場の展示ホールでは、上記企業の同NEDOプロジェクト関連製品や技術を紹介するブースと、iCeMSを紹介するブースが併設されます。サミットの詳細や参加登録については、Extenal Link大会ウェブサイトをご覧ください。

詳細(PDF: 320KB)


関連リンク