高校生向け実験教室「iCeMS/CiRAクラスルーム2012:幹細胞研究やってみよう!まずは観察から」を開催しました

2013年3月22日



 京都大学物質−細胞統合システム拠点(iCeMS)と、同大学iPS細胞研究所(CiRA)が主催する 高校生向け実験教室「iCeMS/CiRAクラスルーム2012:幹細胞研究やってみよう!まずは観察から」が2012年11月18日(日)に開催されました。

 4年目となる今回は、非常に多くの方から関心をお寄せいただき、近畿地方を中心に全国の138校の高校から425名の応募がありました。その中から、79名(午前40名、午後39名)の高校生が参加しました。

 2012年のプログラムは、全部で3時間。最初の1時間は、ボードゲームを用い、「研究」のための基礎知識を楽しく身につける時間です。生物の単元でいう「発生」「分化」「細胞」について学びました。次の1時間は観察のお作法を身につける時間。顕微鏡を使ってヒトiPS細胞など4種の細胞をじっくり観察しました。プログラムの最後の1時間は、ひたすら頭を使う時間です。ある課題をどうしたら検証できるのかをみんなで考えました。

 iCeMS やCiRA で日々研究に取り組んでいる若手の幹細胞研究者や高校の先生方に協力していただきながら、「様々な角度から観察する。そして、観察に基づいていろいろ考える」ということを体験してもらいました。

詳細を見る(PDF 15.8MB)


『iCeMS/CiRAクラスルーム2012』告知ページ(2012年9月28日)

Classroom 4 photo

細胞を顕微鏡で観察する高校生たち