【開催案内】実験教室「iCeMS/CiRAクラスルーム2013:幹細胞研究やってみよう!まずは観察から」(11月23~24日)

2013年10月1日

 京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)及び京都大学iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)は11 月23日(土)~11 月24日(日)、CiRAにおいて、実験教室「iCeMS/CiRA クラスルーム2013:幹細胞研究やってみよう!まずは観察から」を、共同開催します。23日は教員向け、24日は高校生向けの構成となっております。

 本実験教室は、iCeMS やCiRA で日々研究に取り組んでいる若手研究者が講師となり、科学の知識(教科書に載っているような知識)のみならず、科学の営み(研究者が行っている研究過程など)を高校生に伝えることを目的とした実験実習プログラムです。2009年に第1回を開催し、今年で5回目となります(2回目の様子3回目の様子4回目の様子。)

 全部で3時間のプログラムの中で、参加者はボードゲームを用いて「発生」「分化」「細胞」の学習をし、その後、顕微鏡を使ってヒトiPS細胞など4種の細胞をじっくりと「観察」します。プログラムの最後には、参加者たちにある課題が与えられ、その課題をどのようにしたら検証することができるのかを考えてもらいます。

 本プログラムを通じて、参加者は、研究のイロハのイである「様々な角度から観察する。そして、観察に基づいていろいろ考える」ということを体験することができます。


高校生向けプログラム開催要項


日時 2013年11月24日(日)午前の部9:00~12:30、午後の部14:00〜17:30
*午前、午後ともに、同じ内容のプログラムを実施します。
場所 京都大学 CiRA
講師 豊田 太郎 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)助教(長船健二研究室)
西岡 尚恵 京都大学大学院 医学研究科 博士課程(iCeMS中辻 憲夫グループ)
対象 高校生
  • 全国から広く募集しています。
  • 申し込みにあたっては、保護者の了解を必ず得てください。
  • 希望者多数の場合は、ご希望に添えない場合があります。
  • 宿泊が必要な方は各自でご手配ください。
募集人数 午前の部、午後の部ともに40人ずつ
参加費 600円(但し、教材費として)
申込方法 ウェブフォームにて必要情報を入力
※締切:11月4日(月)
主催
  • 京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)
  • 京都大学iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)
協力 オリンパス株式会社
企画
  • iCeMS 科学コミュニケーショングループ(SCG)加納圭・水町衣里
  • CiRA 国際広報室 遠山真理・和田濱裕之
  • 大阪教育大学 科学教育センター 川上雅弘(元CiRA 国際広報室)
本実験教室は、内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)、公益財団法人京都大学教育研究振興財団の支援のもと開催します。
 

先生向けプログラム開催要項


日時 Aコース(プログラムの受講のみ):
2013年11月23日(土)14:00〜17:30

Bコース(プログラムの受講 及び 生徒実験教室での指導補助):
2013年11月23日(土)14:00〜17:30 、24日(日)9:00〜17:30
場所 京都大学 CiRA
講師 八代 嘉美 京都大学iPS細胞研究所 上廣倫理研究部門 特定准教授
対象 高校の生物教員
  • 科学館・博物館の学芸員やエデュケーター、新聞・テレビ・雑誌などの報道関係者も歓迎します。
  • 希望者多数の場合は、ご希望に添えない場合があります。
募集人数 Aコース:30人程度
Bコース:8人程度
参加費 600円(但し、教材費として)
申込方法 ウェブフォームにて必要情報を入力
※締切:10月21日(月)
主催
  • 京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)
  • 京都大学iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)
協力 オリンパス株式会社
企画
  • iCeMS 科学コミュニケーショングループ(SCG)加納圭・水町衣里
  • CiRA 国際広報室 遠山真理・和田濱裕之
  • 大阪教育大学 科学教育センター 川上雅弘(元CiRA 国際広報室)
本実験教室は、内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)、公益財団法人京都大学教育研究振興財団の支援のもと開催します。
 

企画趣旨

 参加者たちの観察眼を養い、"科学的知識が仮説検証の繰り返しで紡がれている"、"科学はただ1つの答えや見方を提供するものではない"といった「科学それ自体についての知識」を参加者たちに習得していただくことが本実験教室の主目的です。 「科学それ自体についての知識」、つまり科学は固定化された知識ではなく、自然を解き明かすための手段であることを知り、それを活用することは、研究者にとってはもちろん、私達の日常生活の中でも大切な事です。 今回は研究を疑似体験することが目的ですので、幹細胞等に関する知識は必要ありません(特に幹細胞に詳しい参加者を募集しているわけではありません)。

 

当日のスケジュール(予定)※午前の部、午後の部とも同じプログラム

09:00 ~ 10:00 【学習】ボードゲームを用いて「発生」「分化」「細胞」について学ぶ
10:00 ~ 11:00 【実習1】ヒトiPS細胞など4種の細胞を観察する
11:00 ~ 12:00 【実習2】答えの出ていない最先端の研究課題に挑戦する
12:00 ~ 修了証書 授与式

14:00 ~ 15:00 【学習】ボードゲームを用いて「発生」「分化」「細胞」について学ぶ
15:00 ~ 16:00 【実習1】ヒトiPS細胞など4種の細胞を観察する
16:00 ~ 17:00 【実習2】答えの出ていない最先端の研究課題に挑戦する
17:00 ~ 修了証書 授与式

 

特徴、参考情報など

 

問い合わせ先