活動報告

2019年9月4日

日英高校生ら62名がiCeMSを訪問

 2019年8月1日に日英の高校生ら62名がiCeMSを訪れ、iCeMSを中心とした研究者と交流しました。高校生たちは、11の研究紹介ブースを回り、研究にまつわる実物などを手に取りながら、英語でサイエンスの楽しさ奥深さに触れました。

研究紹介ブース

シバニア グループ
Pure Curiosity: A clean and healthy environment
フィルターを使った水の浄化実験を体験しました。
パックウッド グループ
Science inside of a computer
身近な現象についてのプログラミングを体験しました。
亀井 グループ
Body on a Chip: Our challenge to miniaturize living systems in a tiny device
チップ上につくられた臓器をマイクロ流路でつなぐBody on Chipについて理解を深めました。
古川 グループ
Is kanten jelly a solid or a liquid?
コーンスターチなど利用して、ゲルの性質について理解を深める実験をしました。
鈴木 グループ
Drink and Eat
塩とアルコールでDNAを析出させる体験をしました。
ナマシバヤム グループ
Talk show with DNA (Language: Bacteria)
VRシステムを用いて、バクテリアのDNAに触れました。
廣理 グループ (京都大学化学研究所)
Watching lights
簡易的な分光器を手作りし、テラヘルツ光などの光の性質を学びました。
CiRA(京都大学iPS細胞研究所)
Fantastic 4 (factors)
iPS細胞の顕微鏡観察や微量な液体を量り取ることのできるマイクロピペットの使い方を学びました。
杉本 グループ
Visualization of structure of materials by X-ray
大型放射光施設Spring-8や模型を交えてX線をつかった構造の解析法について学びました。
見学 グループ
Growing neurons in the brain
脳の神経細胞がどのように育つかのをマウスの脳標本を手に取りながら学びました。
宇宙総合学研究ユニット(京都大学)
Space Camp at Biosphere 2
Space Camp at Biosphere 2の参加者達と、直接取り組みについて話をしました。

高校生からは


  • 「楽しんで何かをすることが大切だということを学べたと思います」

  • 「どの研究も違っていて、もしアイセムスに加わったら、自分が本当にやりたいことができると思った」

  • 「答を見つけるだけでなく、みんなで考えることの大切さを感じました」

  • 「色んな専門の人が一緒に研究する方が分かることも多いと思った」


といった感想が寄せられていました。

参加されたみなさんが、いつか研究者としてアイセムスに戻ってきてくれることを楽しみにしています!

アイセムスでは、研究エリアをご案内する「アイセムスラボツアー」を開催しています。 中学生以上でしたらどなたでもご参加いただけます。アイセムスの研究内容に興味をおもちでしたら、ぜひご参加ください。

iCeMSウェブサイト内リンク

【一般向け】アイセムスラボツアーを開催します