京都大学とUCLAが大学間学術交流協定を締結しました
5月26日、京都大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の代表者がオンラインで会合を開き、今年2月に交わされた両大学間の学術交流協定の締結を祝いました。この学術交流協定は、京都大学と、UCLAのDavid Geffen School of Medicine(DGSOM)およびCollege of Life SciencesのDepartment of Microbiology, Immunology and Molecular Genetics(MIMG)との継続的な関係に基づくものです。
今回、アイセムス側の中心となった玉野井冬彦教授は、がん治療の専門家であり、UCLAとは25年以上の関係があります。玉野井教授は、MIMGの議長であるJerome Zack教授と共同で、"がんの放射線治療に関する新しいアプローチ"と "COVID-19の生物学 "をテーマに、隔月でオンラインセミナーシリーズを開催することを発表しました。
UCLAのGene Block理事長は、「UCLAの教育、研究、サービスという3つのミッションには、国際的なつながりが欠かせません。このようなグローバルなパートナーシップの重要性は、今回のパンデミックでさらに高まりました」と述べました。
また、京都大学の湊長博総長は、「大学間での新たな研究の拡大と模索を期待している」と述べています。これは、科学だけでなく、大学制度の将来的な方向性についての必要な議論でもあります。