活動報告

2021年11月25日

第7回iCeMS Crossingを開催しました

 11月19日、第7回iCeMS Crossingをオンライン開催しました。

 今回は、革新的な機能性有機材料の創製を目指し、分子設計から合成法の開拓、物性の解明まで包括的に研究を進めている深澤グループの紹介から始まりました。メンバーが一人ずつ分子模型に構造を追加していくリレー形式でのメンバー紹介や、典型的な学生の一日の過ごし方など、楽しい研究室の様子をビデオで紹介しました。続いて、遺伝子をオンオフできるスイッチとなる化合物の開発に取り組むナマシヴァヤムグループの5名とこれからグループに加わる2名がそれぞれの研究や関心事について紹介しました。

 「アイセムスのもう一面」コーナーでは、高等研究院事務部の情報セキュリティ担当の津崎善晴さんが受けたインタビューがビデオで紹介されました。

 最後に、ダニエル・パックウッド講師が、新しく京都大学のOn-site Laboratoryに認定された「データ・材料科学統合センター(iDM)」について紹介しました。iDMはアイセムスとニュージーランドのマクダイアミッド最先端材料・ナノテクノロジー研究機構が共同で運営するラボです。ここに集まる研究者の共通する関心事やお互いの強みを生かした研究の発展について、期待を述べました。