【公開されました】「若手研究者が語る論文のリアル」シリーズ:Panpan Zhangさん
アイセムスウェブサイトの「若手研究者が語る論文のリアル」シリーズに、Panpan Zhangさん(現 北海道大学大学院理学研究院 博士研究員)のインタビュー記事が追加されました。
このシリーズでは、アイセムスから出版された論文の筆頭著者にスポットライトをあてたインタビュー形式の記事の中で、論文に書かれていない、実際に研究を行った人だけが分かる苦労、努力、ヒラメキ、喜びを、本人が語ります。
私たちの体では、毎日数千億の細胞がその役目を終えて死に至ると、貪食細胞によって速やかに取り除かれます。死んだ細胞では、その表面に細胞膜の脂質の一種であるホスファチジルセリンが露出し、これを目印にして貪食細胞が貪食します。今回、Panpan Zangさんは、ホスファチジルセリンがどのようにして細胞の表面に現れるのか、そのメカニズムを解明しました。また、カルシウムによる細胞膜タンパク質の新たな制御機構も発見しました。