北川進iCeMS拠点長、バソロ賞を受賞

京都大学iCeMSの北川進拠点長が、2016年のバソロ賞を受賞することが決定しました。
この賞はノースウェスタン大学とアメリカ化学会が共同で授与するもので、1991年の設立以来毎年、無機化学分野において顕著な功績を挙げた者に贈られています。これまでに、ロアルド・ホフマン(Roald Hoffmann)氏など3名のノーベル化学賞受賞者が、この賞を受賞しています。
今回北川拠点長は、多孔性配位高分子(PCP)という新材料に関する研究の第一人者として、この賞を受賞することになりました。
北川拠点長は、10月7日にアメリカのノースウェスタン大学で行われる授賞式に出席し、講演を行う予定です。
※フレッド・バソロ(Fred Basolo:1920-2007):元アメリカ化学会会長で、無機化学分野の発展に貢献。