国際周期表年2019を応援します
アイセムスは、拠点の研究にとって欠かせない元素として、材料科学分野からはCu(銅)、細胞生物学分野からはP(リン)を挙げて、国際周期表年2019を応援しています。
Cu(銅)
金属イオンと有機分子のネットワーク構造を持つ結晶を合成する化学は、1959年にCu+から始まり、多様な機能を持つ多孔性配位高分子(PCP/MOF)が生まれ、アイセムス材料化学分野の中心を担う材料となっています。
P(リン)
遺伝情報を司るDNA、細胞膜のリン脂質、生物のエネルギー通貨ATPに含まれるなど、生体内で重要な役割を果たす元素です。アイセムスでは化学物質を用いてそれらの仕組みの理解・制御を目指します。
国際周期表年(IYPT)2019について
2019年は、メンデレーエフが元素の周期律を発見してから150年になります。国連総会とUNESCOがこれを記念し、2019年を国際周期表年(International Year of the Periodic Table of Chemical Elements: IYPT)と宣言しました。日本でも記念サイトが立ち上がり、イベントが開催されています。