研究

2017年6月9日

低炭素社会の実現を目指し新たなフィルターを開発

 iCeMSのイーサン・シバニア教授、ベナム・ガリ特定助教、エネルギー科学研究科の脇本和輝さん(修士課程学生)らの研究グループは、MOFというナノサイズの粒子を、PIM-1という高分子材料に適切な条件で添加することで、ガスの分離精度を大幅に向上した混合マトリクス膜を開発することに成功しました。CO2回収・貯留方法における高効率化・低コスト化の実現に向けた技術となることが期待されます。

 本研究成果は、2017年6月6日午前0時に英国の科学誌「Nature Energy」で公開されました。

左から、脇本さん、シバニア教授、ガリ特定助教

関連リンク

京都大学ウェブサイト:低炭素社会の実現を目指し新たなフィルターを開発