活動報告

2018年9月18日

第24回iCeMS国際シンポジウム「Emerging Science for Unlocking Cell’s Secrets」を開催しました

 9月3日(月)、台風が迫り来る中、京都大学 高等研究院 iCeMS本館にて第24回iCeMS国際シンポジウム「Emerging Science for Unlocking Cell’s Secrets」が開かれました。台風接近のため、2日目のプログラムは中止となったものの、国内外から集まった75名の方々にご参加いただきました。

 はじめに開会挨拶として、北川進拠点長からは、材料科学と細胞生物学をつなぐ研究領域の創出を目指すiCeMSについて、黒木登志夫WPIアカデミー・ディレクターからは、国際的な研究環境により世界最高レベルの研究水準をめざすWPIプログラムや、国際頭脳循環を担うWPIアカデミーについて紹介がありました。続いてスタートした3つのセッションでは「顕微鏡開発と応用」、「細胞挙動の制御」「組織工学」をテーマに、新進気鋭の若手研究者を中心に総勢9名が最新の研究成果について発表し、講演のあとには、活発な議論がかわされました。セッションの間にはコーヒーブレークが設けられ、和やかな雰囲気の中、参加者は、今後の共同研究の可能性を探って積極的に意見交換をしました。

 次回のミニ国際シンポジウムとして、9月18日(火)に、iCeMS Mini-Symposium on Mechanobiology がiCeMSにて開催されます。メカノバイオロジーをテーマに、細胞レベルの研究において先駆的な研究を進めている研究者を国内外から招聘し、最先端の知見に関して議論されます。みなさまのご参加をお待ちしています。

発表に聞き入る参加者
休憩中に意見交換をする参加者

関連リンク

第24回iCeMS国際シンポジウムポスター

iCeMS Mini-Symposium on Mechanobiology