活動報告

2021年6月30日

第2回 iCeMS Crossing を開催しました

iCeMS Crossingでのグループディスカッションの様子

 6月16日に、今年度2回目のオンラインリトリート「iCeMS Crossing」が開催されました。初めに、iCeMS Crossingオーガナイザーの1人、藤田大士准教授から、今年度に全10回開催予定のiCeMS Crossingの今後の回では、アイセムスのOn-siteや、海外で活躍するアイセムス出身者の紹介など、アイセムスをより深く理解することができるコーナーに加え、各研究室メンバーによる研究室紹介やオンラインミーティングスペース「Gather Town」上での交流が楽しめることが紹介されました。

 今回のiCeMS Crossingでは、初めに、アイセムスがタイ王国のウィタヤシリメティー科学技術大学院大学(VISTEC)と設立した共同運営型研究室であるOn-site Laboratory「スマート材料研究センター」を担当する堀毛悟史准教授がこれまでの取り組みと、今後の展開についての見通しを発表しました。堀毛准教授は、VISTECとのこれまでの学術交流や、VISTECでの恵まれた研究環境、活発な研究を行うラボメンバーなどを、美しいビデオなどを交えながら紹介し、さらに活発な交流をアイセムスメンバーに呼びかけました。

 続いて、研究グループ紹介のトップバッターとして、新しいタンパク質科学を目指す藤田大士准教授グループの研究者5名が、ユニークでクリエイティブなビデオによる自己紹介を行いました。 次に、アンバイアス・スクリーニングを用いて「ヒトの病気の理解、発症、治療への貢献」を目指している鈴木淳教授のグループメンバーが、自分たちの研究内容を説明し、ユーモラスなビジュアルクイズを次々と披露して、グループの楽しい雰囲気をアピールしました。

 最後に、参加者はGather Townに移動し、相互に交流を深めました。Gather Town上には、これまでに存在したアイセムス 本館2階と4階に加え、1階のオフィスと研究棟が加わったことで、探索できるエリアが大きく広がりました。参加者は初めは定められたグループ内で知り合いを増やした後、自由に探索して出会った人と会話を楽しみました。

 第3回目のCrossingは7月21日に予定されています。